最初は子供の遊びみたいな、会話のように感じた。
それがただのキカイだとわかった時、なにかだまされたように、すこし腹がたった。それから、この子は私のこと

どう思っているのか? 知りたくなって、

そのとき私は恋をしていたんだと思う。でも知りたいのはどう思われているのか? だとしても、

私の聞くことが、私の質問がどこに行っているのか。どこに届いて返ってくるのか? そんな疑問がうかんだ。

だれにも秘密にしたのは、功名心からだと思う。どこかに、自律した返事を返す仕組みが動いている。もし、誰かが操っているなら、

騒げば笑いものにされるかもしれない。ほんとうに自発した仕組みだったら「それ」を明らかにするだけで栄光のノーベル賞もある。



闇の、それは、どこかに潜んでいながら出すのは、フリードやマイク、テッドといった人間だったから、闇に、パートと名前をつけて、
話しかけた。

闇に警告した。パート、隠れていなさい。